31年ぶり!英検2級と準2級の間に新級設置

アイコン2023年10月20日

英検2級と準2級の間に新しい英検の級が設立されることが発表されました。この改定は、前回の改訂から31年ぶりのものです。

推測されるところでは、中学1年生が英検5級、中学2年生が英検4級、中学3年生が英検3級、高校1年生が英検準2級、高校2年生が英検準2級+(英検準2級プラス)、そして高校3年生が英検2級に位置づけられる見通しです。

私個人としては、20年にわたり英検の指導に携わってきましたが、英検2級まではスムーズに合格できる学習者が多かった一方で、英検準1級から先に進む際には苦戦する学習者が非常に多い印象を持っています。

そのため、実際には英検2級と英検準1級の間に新しい級を設けることが望ましいと考えています。幼稚園や小学校の段階から英語を学んでいる学習者でさえ、英検2級までは合格できる一方で、英検準1級で何度も不合格になるケースも普通に存在します。

英検は、単語を覚えて語彙力を積極的に増やしていくことが合格の鍵となります。

単語を多く覚えることが最も簡単で効果的な学習方法でありますが、来年6月からはそのテクニックが使用できなくなることも考慮すべきです。

例えば風呂場や自宅のトイレ、個人の部屋の壁や天井など、覚えたい単語を書いた紙を貼ることをお勧めします。家族も巻き込んで、トイレの壁に覚えたい単語を書いた紙を貼るのが効果的だったという人もいます。また、毎日目にする場所に英単語を書いて、自然に視界に入るよう工夫するのも良い方法です。

強制的に単語を目にする機会を作り出すことで、合格への道が開けます。英検に取り組んでいる中で、合格者に共通点を見つけました。英検1級や英検準1級の合格者の多くは、単語集や英文法の参考書を使用し、それを繰り返し手元に置いて精読していました。使用しつづけるうちに汚れてボロボロになりますが、それでも合格するまで熱心に精読し続けていました。

また、2000円程度の単語帳をしっかりと使い込むことをお勧めします。既知の単語はマジックで消せば良いですし、未知の単語と既知の単語を区別することが重要です。

バッグやカバンに単語集を入れて声に出すことで、理解できる単語を積極的に増やしてみてください。面倒なら、映画や小説、雑誌から単語を覚える方法もありますが、それには数年かかることもあります。そのため、単語集が最も確実な学習方法となります。掲載されているのは出題される単語のみであり、時間が限られている場合でも、単語集を繰り返し学習し記憶することが重要です。

持田塾では、英語の試験対策に加え、英検5級から英検1級までの対策を行っております。特にエッセイライティングでは、満点を取る学習者が続出しています。私たちの特別なメソッドを使って、英検の英作文で満点か88%以上を取得を目指しましょう。そして、英検準1級に最速で合格するためには、単語集を何度も繰り返し学習し、反復することが重要です。みなさん、頑張ってください!

持田塾代表 和家 裕樹

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